ある日聞こえてくる・・床なりは事前対策をお勧めします。
2025.12.21
将来的な床なりを防ぐために知っておいてほしいこと
将来的に起こる床なりの多くは、
フローリングの継ぎ目(さね)部分から水分がしみ込むことが原因です。
水分がフローリング内部に入ると、
木材は「膨張」と「乾燥」を何度も繰り返します。
この動きが続くことで、床材を固定している接着剤が弱くなり、
フローリングがわずかに浮いてしまいます。
その浮いた部分に体重がかかると、
床材同士がこすれ合い、
「キュキュ」「ミシミシ」といった床なり音が発生します。
さらに放置すると、周囲の床にも負担がかかり、
床なりの範囲は徐々に広がっていきます。
特に注意が必要な場所
特に気を付けたい場所は、
洗面脱衣室とキッチンです。
洗面脱衣室では、
お風呂上がりにバスマットを敷かずに脱衣室へ出てしまうと、
床が濡れてしまいます。
これを繰り返すことで、フローリングの場合、
床なりにつながりやすくなります。
キッチンも同様です。
食器洗いの際の水はねや、
キッチン側面に掛けた手拭きタオルで手を拭いた際の水だれなど、
日常の中で少量の水が床に落ちているケースが非常に多く見られます。
こうした**「少しの水分の積み重ね」**が、
床に大きな影響を与えていきます。
新築・リフォーム時の床材選びの考え方
新築やリフォームの際は、
床の仕様を選べる場合が多いため、
ぜひ床材選びの参考にしてください。
フローリングは高級感があり見た目も良い反面、
継ぎ目からの水のしみ込みに弱いという特徴があります。
一度床なりが始まると、
補修が難しく、大がかりな工事になることも少なくありません。
それに比べて、
タイル・Pタイル・クッションフロア(CF)などは、
高級感は順に変わりますが、
水に強く、継ぎ目から水がしみにくい床材です。
特に、
・お子様が小さいご家庭
・ご家族に男性が多いご家庭
では、水に関する心配が尽きないため、
仕様を選べるのであれば、
高級感よりも使いやすさ・耐久性を重視することもおすすめです。
すぐにできる床なり予防策(実体験より)
簡単にできる予防策として、
キッチンにはキッチンマット、ユニットバスにはバスマットを常時使用することをおすすめします。
築14年になる我が家では、
キッチンがフローリングだったため、
「多少濡れても大丈夫だろう」と思い、
キッチンマットを敷かずに料理を楽しんでいました。
その結果、
床なりが発生してしまい、とても嫌な気持ちになりました。
木の膨張と乾燥は、
すぐに症状として現れるわけではなく、
気付かないうちにゆっくり進行していきます。
そのため、異変に気付いた時には、
すでに手遅れになっているケースも多いのです。
キッチンマットやバスマットは、
特別な工事をしなくてもすぐに始められる、
とても簡単で効果的な予防策です。
日々のちょっとした心がけが、
大切な住まいを長く守ってくれますので、
ぜひ取り入れてみてください。



